ピンク・フロイド / ファイナル・カット

リチャード・ライトが抜け、デイヴ・ギルモア、ニック・メイソンの起用も少なくなったロジャー・ウォーターズの実質的ソロのような1983年作。

前作「ザ・ウォール」の続編のような構成で、ピンク・フロイドらしい
緻密な作りが特徴。外部のミュージシャンを積極多用しています。

また、第二次世界大戦で亡くなったロジャーの父親に捧げられたアルバムとなっており、
ロジャーらしい、政治的主張が前面に出た曲が多く、ジャケットアートにも
日章旗などそれらを感じさせる要素が強く出ています。
帯はそんなアルバムのコンセプト表すダジャレ系です。

インナースリーヴ・ライナーノート付き